英国王立音楽大学教授が、東京で教える理由
ベートーヴェン全32曲ソナタを1日で演奏する男が、御茶ノ水のAIMSで、あなたの音に向き合います。渡航なし、世界基準の指導が今日から始まります。
想像してみてください。ロンドンの王立音楽大学で、毎週のようにレッスンをしている教授が、今、あなたの演奏を聴いています。画面越しに届くのは、あなたのフレーズ、あなたの呼吸、あなたの迷い。そして次の瞬間、彼の指が画面の向こうで動き、音の重心が変わる瞬間を見せてくれます。東京御茶ノ水のAIMSホールで、ヤマハC7Bの前に座るあなたは、もう国境を越えています。
ジュリアン・ヤコブソンという名前を聞いて、すぐにピンとくる人は少ないかもしれません。しかし、彼の経歴を一つひとつ辿ると、その名前の重みが見えてきます。1947年、スコットランドのピーブルズに生まれた彼は、音楽一家に育ちました。父はブゾーニの弟子、母はリスト門下のマルティン・クラウゼの孫弟子という環境で、ピアノは生活の一部でした。7歳からロンドンでラマー・クロウソンとアーサー・ベンジャミンに学び、9歳までに4曲の歌曲が出版されるという早熟ぶり。王立音楽大学とオックスフォード大学で学びながら、ナショナル・ユース・ジャズ・オーケストラの初代ピアニストとして活動し、ハンガリーの巨匠ルイス・ケントナーから直接指導を受けました。
1974年、ロンドンのパーセル・ルームでデビューを果たした後、彼の名前は室内楽の世界で急速に広がりました。ザラ・ネルソヴァ、シャーンドル・ヴェーグ、イヴリー・ギトリス、ダヴィド・ゲリンガス、ナイジェル・ケネディ、スティーヴン・イッサーリスといった、世界的な演奏家たちが彼とステージを共にしました。ウィグモア・ホールでソロと室内楽の両方でデビューを果たし、1980年代には優れたアンサンブル・ピアニストとして確固たる地位を築きました。
1992年に王立ウェールズ音楽大学のピアノ科主任に就任してから、彼の活動はソロへと重心を移します。そして1994年、彼は一つの挑戦を始めました。ベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタを、一つのシリーズとして演奏する試み。これまでに11回の全曲演奏を行い、そのうち5回は、全曲を1日で記憶から演奏する「マラソン」形式で行いました。史上2人目の挑戦です。2003年にロンドンのセント・ジェームズ教会ピカデリーで行われたマラソン演奏はWaterAidのために6000ポンド以上を集め、2013年にセント・マーティン・イン・ザ・フィールズで行われた演奏は世界中に配信され、大きな反響を呼びました。2022年11月、75歳を迎えた彼は再びマラソン演奏を行い、その集中力と音楽への情熱を証明しました。
彼の探究心は古典派に留まりません。1987年、リゲティの《エチュード 第1巻》の英国初演を行い、高い評価を受けました。BBC Radio 3のために行った録音は、作曲者自身からも称賛されました。ロバート・サクストン、サイモン・ベインブリッジ、ベネディクト・メイソン、フィリップ・キャシアン、キース・ティペットなど、多くの作曲家が彼のために作品を書いています。マイケル・ナイマンは、ヤコブソンが所属したロンドン・トリオのためにピアノ三重奏曲《Time Will Pronounce》を作曲しました。彼は現代音楽の最前線で呼吸し、新しい音楽を世に送り出す役割を担い続けてきました。
録音活動も多岐にわたります。メリディアン、シャンドス、ハイペリオン、デッカ・アルゴ、BIS、コンティニュアム、メティエ、SOMMといった名門レーベルから30枚以上のCDを発表。シューマン、ドヴォルザーク、バラキレフ、ウェーバーの全ピアノ・ソナタ、サン=サーンスの《動物の謝肉祭》、マルティヌーの《シンフォニエッタ・ジョコーザ》、エネスク、ドヴォルザーク、ヴォーン・ウィリアムズのヴァイオリン作品など、彼のレパートリーの広さが一枚一枚に刻まれています。映画音楽も5作品を手がけ、《灯台へ》《Hard Travelling》《We Think the World of You》などがあります。映画《The Fourth Protocol》では、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者として画面に登場しました。近年では、ガーシュウィンの《パリのアメリカ人》と《セカンド・ラプソディ》のピアノ連弾編曲を発表し、デュオ・パートナーのマリコ・ブラウンと共にSOMMレコーズから録音をリリースしています。
ジュリアン・ヤコブソンは現在、英国王立音楽大学とロイヤル・バーミンガム音楽院でピアノと室内楽の教授を務めています。1988年から2004年まではギリシャのパクソス国際音楽祭の芸術監督を務め、ドイツ、パリ、ブダペスト、スペイン、スウェーデン、アメリカ、カナダ、中国、香港、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、中東、そしてダーティントンで数多くのマスタークラスを行っています。2000年代にはシェーンベルク《月に憑かれたピエロ》のシュプレヒゲザング役をレパートリーに加え、2009年にはオックスフォードで4回目の演奏を行いました。2014年以降は、欧州ベートーヴェンピアノ協会の会長を務め、多くのコンサート、コンクール、若手奏者向けのイベントを企画しています。
この経歴を持つ教授が、今、東京御茶ノ水のAIMSで、あなたの演奏を待っています。しかし、ここで一つ疑問が湧くかもしれません。「オンラインレッスンで、本当に伝わるのか」と。答えは、「はい」です。ただし、条件があります。それは、環境です。
AIMSの音楽教室には、ヤマハC7B、プロ仕様のマイク、録音用マイク、高品質なスピーカー、ミキサー、そして安定したインターネット回線が整っています。これらの設備が揃うことで、あなたの音は正確にロンドンへ届き、ヤコブソン教授の指摘は明瞭にあなたへ届きます。自宅でのレッスン受講も可能ですが、音質や映像の安定性を考えると、AIMSの音楽教室での受講を強くお勧めします。設備の差は、レッスンの質に直結します。
そして、もう一つ重要な理由があります。近年、海外の音楽大学では一次審査をビデオで行うケースが増えています。つまり、ただ演奏が上手いだけではなく、「画面を通してどのように自分を表現できるか」も審査要素になっているのです。姿勢、表情、空間の見せ方。映像上の印象が合否を左右することもあります。だからこそ、本番と同じ環境で、自分の演奏を客観的に見てもらう経験が欠かせません。オンラインレッスンは、まさに最適な練習の場です。カメラ越しに教授へ伝える表現力を磨きながら、映像審査に強い演奏スタイルを自然に身につけることができます。画面の中で音と感情をどう届けるか、それを意識したトレーニングが、これからの音楽留学では確実に差をつける鍵になります。
ヤコブソン教授の指導は、テクニックとアーティキュレーションの基礎を大切にしながらも、演奏者それぞれの個性を尊重する柔らかさを持っています。音の重心、フレーズの流れ、息づかいのようなニュアンスまで明確に指摘が届き、日々の練習に確かな方向性が生まれます。彼のレッスンを受けた生徒たちは、「自分の音が変わった」と口を揃えます。それは、技術が向上しただけではなく、音楽への向き合い方そのものが変わったからです。
AIMSでのオンラインレッスンには、もう一つの大きな利点があります。それは、渡航費や滞在費が不要だということです。ロンドンへ行くとなれば、航空券、宿泊費、食費、移動費など、少なくとも数十万円の出費が必要です。しかし、AIMSの音楽教室で受講すれば、その費用をすべてレッスン代に振り分けることができます。つまり、他の人よりも多くのレッスンを受けることができるのです。月に1回ロンドンへ行くコストで、月に3回、4回とレッスンを受けることが可能になります。この差は、長期的に見れば、あなたの演奏力に大きな差を生みます。
そして、AIMSが提携する先生は、ヤコブソン教授だけではありません。750名以上の海外音楽大学教授やアーティストから、日替わりでオンラインレッスンを受講することが可能です。つまり、世界中の先生から学ぶことができるのです。月曜日はロンドン、火曜日はパリ、水曜日はウィーン。物理的には不可能なこの経験が、AIMSの音楽教室では現実になります。海外の音楽大学に所属している先生から、志望校の受験対策レッスンを受けることもできます。頻度は自由です。あなたの目標と予算に合わせて、レッスンプランをカスタマイズできます。
音楽留学を考えている人にとって、オンラインレッスンは「行く前に世界を作る」ための最良の手段です。現地へ行く前に、志望校の先生と関係を築き、求められるレベルを把握し、自分の演奏を磨く。この準備があるかどうかで、留学後の成果は大きく変わります。AIMSは、オンライン、国内準備、現地実践を統合した、新しい音楽留学体験を提供します。「オンライン+現地渡航」は、妥協ではなく、戦略的選択肢です。費用、安全、成果の3要素で、合理性と感情の両方を満たします。
音楽留学ができない人にとっても、AIMSのオンラインレッスンは大きな意味を持ちます。経済的な理由、家族の事情、仕事の都合など、さまざまな理由で留学が難しい人は少なくありません。しかし、AIMSの音楽教室で受講すれば、海外の本場の希望音楽大学教授から直接指導を受けることができます。著名な音楽家の思考、楽譜への思い、音楽の力。これらを理解することは、あなたの音楽人生を豊かにします。実際にオンラインでも、世界的な教授や演奏家の音は、素人でも分かるほど抜群に美しいのです。
AIMSは、レッスン後のサポートも充実しています。質問対応、進路相談、留学サポート。あなたの音楽的な成長を、長期的に見守り、支えます。必要に応じて日本語通訳の手配も可能です。レッスン時間は一般的に60分から90分で、スケジュールはお客様ごとに個別にアレンジします。料金はホームページの先生ページを個別に参照してください。申込方法は、ホームページの教授ページから簡単に行えます。
ヤコブソン教授は、『ミュージカル・オピニオン』誌で「現存する英国の最も優れたピアニストの一人である」と評されました。その評価は、50年に及ぶキャリアと40か国以上での演奏活動、そして無数の初演と録音によって裏付けられています。彼の音楽への情熱は、75歳を過ぎた今も衰えることを知りません。
東京御茶ノ水のAIMSで、ジュリアン・ヤコブソン教授があなたを待っています。一つひとつの音と誠実に向き合い、未来へ向かう礎を築く時間を、今日から始めてください。目的やレベルに合わせたレッスンプランについて、まずはホームページからご相談ください。国際舞台への入り口は、ここにあります。