時空を超える音の対話
世界最高峰の伴奏者ドゥーニャ・ロボティ教授と、あなたをつなぐ音楽教室AIMSのオンラインレッスン。楽譜の向こう側に広がる本物の音楽を。
「私は十歳の時に初めてコンサートステージに立った。」
ドゥーニャ・ロボティ教授は、そう語り始めた。スクリーンの向こうから響く彼女のピアノは、東京御茶ノ水のAIMS音楽教室に、まるでその場にいるかのような存在感で満ちていた。
「この音、聴こえますか?」
教授の指先から生まれた音は、大西洋を越え、御茶ノ水の教室で息づいていた。それは単なる音ではなく、彼女の魂そのものだった。
イタリア系ドイツ人の両親のもと、ブリュッセルに生を受けたロボティ教授。ピヨトル・ラヘルトに最初のピアノ指導を受けた後、ベルギー・ブリュッセル王立音楽院で学びを深めた。その後、ドイツ・ベルリン芸術大学へ進学。そこで名教師ハンス・ライグラフやゲオルク・サヴァのもとでピアノを専攻し、さらに歌曲解釈をアリベルト・ライマンやディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのもとで学んだ。
その教育は、ヴィタリー・マルグリス、ジェルジ・シェベック、シャーンドル・ジェルジ、レフ・ナウモフらの巨匠たちのマスタークラスによってさらに充実したものとなった。
学生時代からすでに、ベルリン芸術大学で歌曲伴奏の講師を務めていた彼女は、クロード・カーン国際ピアノコンクール、UFAM国際コンクールで第一位を獲得。ポントワーズ国際ピアニスト会で第三位、チッタ・ディ・マルサラ国際ピアノコンクール、フランツ・シューベルトと20世紀の音楽国際コンクールでも入賞を果たした。
10歳の頃から定期的にコンサートを行い、ソリスト、室内楽奏者、歌曲伴奏者として素晴らしい音楽家たちとパートナーを組み、ベルリン・フィルハーモニー、ベルリン・コンツェルトハウス、ケルン・フィルハーモニー、ミュンヘン・ヘラクレス・ザール、パリ・シャトレ座など、ヨーロッパ有数のコンサートホールで演奏を重ねてきた。さらに、シューベルティアーデ音楽祭やボン・ベートーヴェン音楽祭にも招かれ、南北アメリカ大陸でも公演を行った。
西ドイツ放送、ブレーメン放送、バイエルン放送、自由ベルリン放送協会での放送制作や、複数のCD録音も手がけ、その幅広い活動を記録に残している。
伴奏者としてのキャリアに転換したロボティ教授は、ベルリン芸術大学でチェロ伴奏の講師として長年勤務。名チェリストのヴォルフガング・ベッチャーやイェンス=ペーター・マインツのクラスで教鞭を執った彼女は、2009年にニュルンベルク音楽大学の弦楽器クラス伴奏講師に就任。2016年には同校の名誉教授に任命された。
特にコントラバスの伴奏と文献研究に力を注ぎ、マルク・ドリン教授やヴュルツブルクのドミニク・ワーグナー教授のクラスで定期的に伴奏を担当。大学の枠を超え、バーデンバーデン国際夏期マスターコースのカール・フライシュ・アカデミーやハウスマルトーマスタークラスなど、世界的な音楽フェスティバルの伴奏者として、またさまざまなオーケストラのオーディション伴奏者としても、ピアノ伴奏の芸術の最高レベルで活躍している。
室内楽グループ「アンサンブル・メディテライン」の定期的なゲストとしても活躍する一方、教育活動の合間には、ジュジャ・バーリントと細野京子との三台ピアノアンサンブル「Xinowa Sej」や「Mann trifft Frau」というオペレッタの創設メンバーとして、新しい実験的なプロジェクトにも取り組んでいる。
「伴奏者の仕事は、音楽の影の主役になること。」
スクリーン越しに語るロボティ教授の言葉が、不思議な重みを持って心に染みる。
音楽は呼吸のようなもの。目には見えないけれど、生きる力になる。
そんな世界最高峰の伴奏者の教えを、わざわざドイツまで足を運ばなくても受けられる。それが、音楽教室AIMSのオンラインレッスンの魔法だ。
音楽留学の専門エージェントとして5,000名を超える留学をサポートしてきたアンドビジョン株式会社。750名以上の海外音楽大学教授と直接提携し、音楽を志す人々の夢を支え続けてきた彼らが提供するのは、単なるオンラインレッスンではない。
音楽という、最も繊細で、最も人間的な芸術を、デジタルの壁を超えて伝える試み。そこには、技術の限界を超える情熱がある。
東京御茶ノ水にあるAIMSの音楽教室では、インターネット環境、有線マイク、録音用マイク、スピーカー、ミキサー、プロジェクター、ビデオカメラなど、オンラインレッスンに必要な設備が完璧に整っている。アプリの設定もAIMSスタッフが行うので、テクニカルな不安はない。高品質な音質と映像効果で、海を越えた音楽の対話が可能になる。
もちろん、理由を問わず自宅でレッスンを受けることも可能だ。しかし、AIMSの音楽教室には、ヤマハC7Bグランドピアノや専用マイク、録音機材など、プロフェッショナルな環境が整っている。それは、あなたの音楽体験を最大限に高めるためだ。
「でも、やっぱりオンラインじゃ、生の音には敵わないんじゃ...」
そう思うかもしれない。確かに、音色の機微や響きの深さ、タッチの繊細さは、デジタルの海を渡る過程で、何かが失われるかもしれない。インターネット環境に左右される不安定さも否めない。
未知なるものには不安がつきものだ。それでも、新しい音楽の扉を開く勇気が、あなたの演奏を変えていく。
世界中を飛び回り、音楽を学ぶには、どれほどの時間と費用がかかるだろう。渡航費、滞在費、そして何より、移動に費やす時間。
AIMSのオンラインレッスンは、その全てを節約し、あなたの音楽だけに集中できる環境を提供する。渡航費や滞在費分を全てレッスン代に振り分けられるということは、より多くのレッスンを受けられるということ。世界を日替わりで渡航するような贅沢が、あなたの日常になる。
ニュルンベルク音楽大学教授のドゥーニャ・ロボティのようなトップアーティストから直接指導を受ける機会は、滅多にない。彼女の深い楽曲解釈と高い演奏技術は、伴奏者としての彼女の地位を不動のものにした。特に弦楽器伴奏の専門家として、彼女の知識と経験は、あなたの演奏を新たな次元へと導くだろう。
「音楽は国境を超える」とよく言われる。しかし今、それは単なる比喩ではなく、現実となった。あなたの部屋が、世界の音楽の交差点になる。
AIMSのオンラインレッスンは、あなたの目標や目的に合わせてカスタマイズできる。音楽留学を目指す人には、志望校の受験対策も可能だ。必要に応じて日本語通訳の手配もでき、レッスン後も質問対応や進路相談などのサポートを受けられる。
レッスン時間は一般的に60分〜90分。スケジュールは個別にアレンジされるので、あなたのペースで学べる。料金については、ホームページの先生ページで確認できる。
最大30席の可動式ホールを備えたAIMS音楽教室は、約37.5m²の広さがあり、ヤマハC7Bピアノを中心に、マイク、スピーカー、ミキサー、プロジェクター、スクリーン、PC、インターネット回線、ビデオカメラなど、充実した設備が整っている。
今、音楽の世界は広がっている。プロを目指す音大生や音高生はもちろん、音楽留学に興味を持つ人、オーディションやコンクールの準備中の人、演奏スキルを上達させたい人、やり残した音楽との対話を求める大人、本場ヨーロッパの音楽的教養を身につけたい人...全ての音楽を愛する人々に、新たな扉が開かれている。
東京御茶ノ水のAIMS音楽教室から、あるいはあなたの部屋から、世界の音楽と出会う旅が始まる。AIMSが提携する750名以上の海外音楽大学教授やアーティストとの対話が、あなたを待っている。
そして、その旅の終わりに待つのは、あなたが想像もしなかった音楽の姿かもしれない。著名な音楽家の思考や楽譜への思い、音楽の力を直接理解できる貴重な機会。それは、あなたの人生を変えるかもしれない。
申し込み方法は簡単だ。ホームページの教授ページから選ぶだけ。あなたの音楽人生を変える出会いが、そこにある。
時空を超える音の対話。それは、今、あなたの手の届くところにある。