時空を超えた音楽の邂逅
ウィーン国立音楽大学教授マルティン・ヴァハから学ぶ、本場ヨーロッパの声楽技術と音楽的教養を東京で。
音楽を愛する皆さまへ。
音楽には言葉を超えた力があります。その響きは人の心を揺さぶり、時に癒し、時に勇気を与えてくれます。そんな音楽の力を最大限に引き出すためには、本物の指導者との出会いが必要です。
今日は、そんな貴重な出会いの場を提供するAIMS(アンドビジョン・インターナショナル・ミュージック・スクール)のオンラインレッスンについてお伝えします。特に、ウィーン国立音楽大学教授マルティン・ヴァハ先生による声楽レッスンをご紹介します。
マルティン・ヴァハ先生は、生粋のオーストリア生まれの声楽家であり、音楽教育に人生を捧げてきた方です。彼の歩みは、単なる演奏家としてのキャリアを超え、音楽教育の本質を追求する旅でした。ウィーナー・ノイシュタットで生まれ、ウィーン国立音楽大学で声楽と声楽教育学を専攻し、優秀な成績で修了。在学中からその卓越したコーチング力を活かし、ニーダーエスターライヒ州の音楽学校の声楽講師として教える実践を始めました。
彼の音楽への情熱と探究心は留まることを知りません。ウィーン市立音楽院(現在のウィーン市立芸術大学)でさらに声楽を磨き、ウィーン教会音楽コンセルヴァトリウムではオルガンを専攻して教会音楽も学びました。「歌手はステージで歌うだけでは成功しない」という信念のもと、ドイツ・ハンブルク音楽大学で文化マネージメントを研究。声楽の声種はリリック・バリトンです。
さらに学びを深めるため、ウィーン国立音楽大学の博士課程に進み、哲学博士号を取得。彼の論文「歌手という職業について」は、オーストリアで最も優れた論文に贈られる「優秀賞」を受賞するほど高く評価されました。彼の研究は常に、歌手としてどのように歌い、自己マネージメントし、職業として活かすかという実践的な視点から音楽教育を極めることにありました。
研究者としての顔を持つ一方で、プロの歌手としても活躍。ウィーン・フォルクスオーパーやザルツブルク音楽祭に出演し、ウィーン楽友協会のゴールデンホールやウィーン・コンツェルトハウス、Muthホール、ウィーン放送文化ホール、ベルリン・コンツェルトハウスなど名だたるホールでソリストとして観客を魅了してきました。また、ケルンテンの夏音楽祭や南チロル音楽祭などの音楽祭にも出演しています。
バッハの「マタイ受難曲」、ヘンデルの「メサイア」、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」、オルフの「カルミナ・ブラーナ」など幅広いオラトリオのレパートリーを持ち、シャルパンティエの「テ・デウム」、カルダーラ、ドヴォルザーク、フックス、ヨーゼフ・ハイドン、ミヒャエル・ハイドン、モーツァルト、ロッシーニ、シューベルトなど多くの作曲家のミサ曲、フォーレやモーツァルトのレクイエム、バッハやテレマンのカンタータも歌い上げてきました。
さらにベートーヴェン、ブラッハー、ブラームス、ドヴォルザーク、コルンゴルト、クシェネク、リザ・レーマン、メンデルスゾーン、プーランク、シューベルト、シューマン、ヨーゼフ・シュトラウス、リヒャルト・シュトラウス、ヴォーン・ウィリアムズ、ヴェレズ、ヴォルフなど様々な作曲家の歌曲やアンサンブル作品も幅広くレパートリーにしています。
現在はウィーン国立音楽大学演奏科教授として、次世代の音楽家を育成する立場にあります。2014年には准教授に就任し、科学的な講義や卒業論文の指導も行っています。オーストリア、スロベニア、モンテネグロ、日本でのマスタークラスも担当し、著述家、講演者、審査員としても活動。また、バーデンのヴォイス・アカデミーの総合責任者や、2022年までヨーロッパ声楽教育協会の副会長、2022年にはウィーンで開催された国際声楽教師会議の議長を務め、現在はEVTA-オーストリアの会長を務めるなど、音楽教育界でも重要な役割を担っています。
そんな世界的な声楽教授のレッスンを、わざわざウィーンまで行かなくても受けられる。それがAIMSのオンラインレッスンの魅力です。東京・御茶ノ水にあるAIMSの音楽教室から、オーストリアのウィーンにいるヴァハ教授とつながり、まるでその場にいるかのようなレッスンを体験できるのです。
AIMSでは、マルティン・ヴァハ教授を含む750名以上の海外音楽大学教授やアーティストとのオンラインレッスンを提供しています。日本にいながら世界中の一流の指導者から直接指導を受けられる、これは音楽を学ぶ人にとってかけがえのない機会ではないでしょうか。
音楽留学を考えている方にとって、事前に志望校の教授からオンラインレッスンを受けられることは大きなアドバンテージになります。入試対策はもちろん、その教授の指導方針や相性を確かめられるからです。また、留学の際には莫大な渡航費や滞在費がかかりますが、オンラインレッスンならその分をレッスン代に充てることができます。つまり、同じ予算でより多くのレッスンを受けることが可能なのです。
さらに魅力的なのは、日替わりで世界中の先生からレッスンを受けられること。これは言わば「世界を日替わりで旅するような体験」です。一人の先生に絞るのではなく、様々な先生の指導を受けることで、多角的な視点から自分の音楽を見つめ直す機会を得られます。
オンラインだからこそ実現するこの時空を超えた学びの場。実際、オンラインでも世界的な教授や演奏家の音は素人でも分かるほど抜群に美しく、その表現力や技術から学べることは計り知れません。著名な音楽家の思考や楽譜への解釈、音楽の力に対する考え方を直接学ぶことができるのです。
もちろん、オンラインレッスンには限界もあります。音色や響き、強弱、タッチ、細かいニュアンスなどは、生の音には及びません。また、音声や映像の品質はインターネット環境に左右されることもあります。しかし、AIMSの音楽教室ではそうした限界を最小限に抑える工夫がなされています。
レッスン場所となる東京御茶ノ水のAIMS音楽教室は、オンラインレッスンに最適な環境を整えています。高速インターネット回線、高品質なマイク、クリアなスピーカーなどの設備が整い、アプリの設定もAIMSスタッフが行うので安心です。ヤマハC7Bグランドピアノを備え、録音用マイク、プロジェクター、スクリーン、ビデオカメラなど、プロフェッショナルな環境でレッスンを受けることができます。
なお、ご自宅でオンラインレッスンを受けることも可能です。理由は問いません。しかし、音質や映像効果の点では、専用設備を整えたAIMSの方が断然優れています。より効果的なレッスンを望まれるなら、AIMSの音楽教室をお薦めします。
AIMSのオンラインレッスンは、お客様の目標や目的に合わせて内容をカスタマイズします。プロの音楽家を目指す音大生・音高生はもちろん、音楽留学に興味を持つ方、オーディションやコンクールの準備中の方、単に海外の一流教授のレッスンを体験してみたい方まで、幅広いニーズに対応します。楽器演奏のスキルを上達させたい方や、音楽でやり残したことがある大人の方、本場ヨーロッパの音楽的な教養を身につけたい方にも最適です。
さらに、レッスン後も質問対応や進路相談など、音楽留学につながるサポートを受けることが可能です。アンドビジョン株式会社は2005年の創業以来、5,000名を超える音楽留学のサポートを行ってきた実績があります。その豊富な経験とネットワークが、あなたの音楽人生をサポートします。
レッスン時間は一般的に60分から90分で、スケジュールはお客様ごとに個別にアレンジします。必要に応じて日本語通訳や伴奏の手配も可能です。料金はホームページの先生ページを個別にご参照ください。申込方法も、ホームページの教授ページからとなります。
音楽に真摯に向き合い、その可能性を追求するあなたに、AIMSのオンラインレッスンは新たな扉を開いてくれるでしょう。世界的な教授との出会いが、あなたの音楽に新たな息吹を吹き込むかもしれません。それは一瞬の出会いかもしれませんが、あなたの音楽人生を永遠に彩る貴重な経験となることでしょう。
信じたくなる音楽の世界。それはあなたの中にすでに眠っています。AIMSのオンラインレッスンで、その可能性を開花させませんか。時空を超えた音楽の邂逅。それがAIMSのオンラインレッスンです。マルティン・ヴァハ教授をはじめとする世界の一流音楽家の指導を、東京御茶ノ水から体験してみませんか。あなたの音楽の可能性は、まだまだ広がります。